なぜ僕は、“働く大人”を元気にするのか。辞めるのをやめた社員と、M&Aをやめた会社の話

「働くって、こんなにしんどいものでしたっけ?」
僕自身、会社員時代にそう感じていたことがありました。
でも今は、全国で年間260回以上、企業研修の講師として現場に立ちながら、
毎日のように“働くって、やっぱり面白い”と感じています。
はじめまして。片野泰敬(かたの・やすひろ)です。
このNoteでは、「働くって、もう一度誇れるものにできる」ことを信じて、
僕なりの視点や経験を綴っていこうと思っています。
その第一歩として、僕が「働く大人を元気にする」ことを人生のテーマにした理由を、今日はお伝えさせてください。
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会社員時代、“やりがい”を失っていた自分がいた
僕はこれまで、コンサル、保険、教育、ITなど、さまざまな業界で働いてきました。
最初は希望に満ちていた社会人生活も、気がつけば「何のために働いているのか?」が分からなくなっていた時期がありました。
人間関係、評価、忙しさ、上司とのズレ。
いつの間にか「働くこと」そのものが、しんどくなっていたんです。
でも今思えば、どこかで“誰かのせい”にしていた自分がいました。
会社が悪い、環境が悪い、上司が分かってくれない。
そう思っていたけれど、本当は「自分自身がどう働くか」を考えることから逃げていたのかもしれません。
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僕の“第一歩”は、「自分で選ぶこと」だった
そんなある日、自分の中でスイッチが入った瞬間がありました。
「誰かが変えてくれる」のを待つんじゃなくて、「自分で変える」を選んだ瞬間です。
そこから自分のキャリアや価値観を見つめ直し、数々の経験を経て、
2018年、独立して研修講師という道を選びました。
僕の屋号は「FIRST STEP」。
これは「受けてよかった」ではなく、**「受けてからが始まりだった」**という想いからつけた名前です。
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働く大人が変わると、会社も人生も変わる
研修講師として全国の現場をまわる中で、たくさんの奇跡のような瞬間に立ち会ってきました。
退職届を出していた社員が、僕の研修を受けて「もう少し頑張ってみようと思いました」と涙ながらに言ってくれた。
社員のやる気が戻り、M&A(会社売却)を取りやめた企業もあった。
同じ会社、同じ受講者、同じテキストで、「もう一度あの話を聞かせてほしい」と再依頼されることもある。
誰かの“働く”に火が灯る瞬間。
それを目の前で見届けられるのが、この仕事の何よりの醍醐味です。
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やる気は、インフラだ。
僕は「やる気」って、インフラ(社会基盤)だと思っています。
電気や水道と同じように、社員のやる気が途切れれば、組織は止まる。
だからこそ、働く大人にこそ“魂の横棒”が必要だと思うんです。
「今ここにいる自分に、何を通したいか」──その軸が定まるだけで、人は強くなれる。
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最後に
このNoteでは、働く現場で感じたこと、研修でのリアルなエピソード、
僕自身の失敗談や、たとえ話なども交えながら、少しずつ想いを綴っていけたらと思っています。
働くのがしんどいと感じている人に、もう一度“働くっていいな”と思えるきっかけを届けたい。
そして、自分らしい「第一歩」を踏み出してもらいたい。
そんな気持ちで、今日も僕は現場に立っています。
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
この投稿が「誰かのFIRST STEP」になったら嬉しいです。
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